HEIANGAKUSHA
The Society of Japanese Ancient Court Dance and Music



神奈川県動物愛護協会支援チャリティー
平安楽舎雅楽公演「枕草子の雅楽」

 『源氏物語』に比肩する中古文学の双璧であり、わが国最古の随筆である『枕草子』には、多くの雅楽の曲名が記されています。この公演では、『枕草子』の朗読に合わせて記されている雅楽曲を演奏し、また文中の「秋風」に依拠して秋風楽の管絃舞楽を上演し、さらに朗詠「鹿」を歌唱・演奏します。
 朗詠は雅楽の一分野ですが、平安楽舎では源博雅を祖とし鎌倉時代に廃れた藤家流朗詠を再興し普及活動を行っています。
 このように、平安楽舎は古典雅楽を重んじる雅楽団体であり、現行雅楽だけではなく雅楽全盛期の平安朝雅楽の演奏を行っています。両者の楽譜は驚くほど異なり、これまでは平安朝雅楽譜から現行雅楽では廃れてしまっている記号、奏法を取り去るなどして現行雅楽風に改作されて演奏されていました。しかし、平安楽舎では原譜のままで、また記された奏法に従って演奏しています。

 平安時代の舞様式を記した最古の舞譜集『掌中要録』に収められている秋風楽の舞譜の解読校訂、そして手付けを長谷川景光が行いました。現行雅楽では秋風楽は廃れてしまっていますが、平安時代にはよく演じられていた曲であることが、『源氏物語』からも分かります。
 舞作法は、『教訓抄』に書かれているように、舞台を踏み鳴らしたりせず、腰に付けた手は拍子に合わせ脇を締めるのが現行雅楽との大きな違いです。
 さて、公益財団法人・神奈川県動物愛護協会は動物愛護精神の持つ生命尊重や友愛など、互いへの思いやりや甘受する心を広く県民に普及し、平和で健全な社会の発展に寄与することを目的に設立されました。協会では常時70頭の飼い主のいない動物を保護し、里親を探す活動をしています。運営には保護した犬猫の餌代・医療費など多くの資金が必要になります。また施設は築60年を迎え、老朽化が進み資金を貯めて少しずつ修繕を進めております。
 このチャリティーコンサートは、飼い主のいない不幸な動物たちに幸せな暮らしができるよう支援することを目的として開催します。

・開催日時  2020年
         開場
         開演
・開催場所  
       (下のマップをクリック)
      
・演目
第一部 管絃
 第一段
  大食調音取
 第百九十八段より第二百一段
  大食調 大平楽道行(朝小子)
  大食調 抜頭
 第二百段より第二百二段
  盤渉調 蘇合急
  平調 想夫恋
 第二百五十六段第二十節
  秘曲 高麗調 狛犬急
第二部 管絃舞楽
 第五十段第一節より第二節
  朗詠 鹿 
  盤渉調 音取
  盤渉調 秋風楽
  盤渉調 品玄・入調

・主催 平安楽舎
・後援 公益財団法人・神奈川県動物愛護協会
・入場料  1,500円(全席自由)
※捨てられたり傷ついたりしている動物たちを救うために募金活動を行います。会場使用料を除く入場料収入及び募金の全額を協会に寄付いたします。





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